風呂敷を日常に取り入れる

日常で使える風呂敷

風呂敷で彩る風呂敷は日本古来の物です。
どこか古臭いアイテムだと一般ユーザーからは思われているかもしれません。

しかし、むしろ最近では若い女子や学生を中心に、
それを再評価する動きが活発化して来ています。

エコやリユースやリサイクル、今は正に環境保護が時代の最先端です。

環境基本法が作られた理由は?目的は?

環境基本法の前身である公害対策基本法は、高度成長期に各地で公害が発生するにつれ、
それを防止し国民の生活を守るために制定された法律です。

当時は代表的な公害による汚染を大きく改善することに成功しています。
しかしながら時間が経つにつれ、より高度化・複雑化する環境汚染や、世界規模で進行する
地球温暖化などの新たな環境問題が登場し、これだけでは不十分と考えられるようになります。

平成4年6月にブラジルで地球サミットが開催されたのを契機に、
日本の環境政策に関して具体的な見直しが進められました。

その後検討の成果である環境基本法が平成5年11月12日に成立し
平成5年11月19日に施行されました。

その目的は個別の公害対策よりも、総合的な環境保全を推進することにあり、
具体的な計画や施策を国や地方自治体が定めることを求めています。

また再生可能な資源の積極的な利用や、人間活動による汚染を抑制することなど
持続可能な社会の理念が盛り込まれています。

エコバッグより使い勝手の良い風呂敷

風呂敷こそ、最高のエコな発想に立った服飾小物であり
ティッシュ箱や買い物バッグ、更にはお弁当袋、
ちょっとしたリュックやトートバッグまで、色々な形に変身してくれます。風呂敷の用途

何より一般的なビニール袋やショッピングバッグとは違い、
ゴミになる事はありません。

要するに布ですので、使い終わった後はお洗濯する事で、
永久に使う事が出来ます。

折り紙ではありませんが、使い方をマスターすれば、
布が自由自在に思い通りの形に変身してくれるのも
そのアイテムの長所です。

ティッシュ箱やお買い物バッグ等、最初は日常的に使える
アイテムの使い方をマスターしましょう。

最近は多くの地域と店舗で、いわゆるお買い物後のビニール袋が
有料化されています。

前もってお買い物に行く気持ちがあれば、エコバッグを持参出来るでしょう。

しかし、コンビニやスーパーで突然、お菓子や飲み物が欲しくなる事は、
よくある事です。

カラフルなデザイン

そんな時、わざわざ有料でビニール袋を購入していては
家計にとってエコではありません。

風呂敷であれば、常に日常使いの鞄の奥底に収納しておけます。

突然お買い物バッグが必要になった時、サッと取り出して、
トートバッグや袋の形にすれば、お金も掛かりませんし、
無駄にビニール袋を消費する事も無くなり、家計と環境の両面でエコになります。