現代でも活用されている風呂敷
古来から日本で活用されている風呂敷は、今でもさまざまな場所で使われているアイテムです。
両親や祖父母が使っている様子を見たことがある、あるいは自分で使っているという人も多いのではないでしょうか。
現代ではただモノを包むためのアイテムではなく、多種多様な方法で活用されています。
たとえばバッグ代わりにする、旅行用の衣類を包んで圧縮する、華やかな柄を活かして
テーブルクロスにするなど、アイディア次第で豊富な使いみちを考えることができるでしょう。
そんな風呂敷には、エコとトレーサビリティについて考えた製品も増えています。
使用されている素材の一例としては、ペットボトルが有名です。たくさんの国で使用されているペットボトルは
プラスチックを使った便利な製品です。飲料を入れるために無くてはならない存在ですが、
その一方で環境への影響も取り沙汰されています。
ペットボトルを使った素材は撥水性能に優れ、結びやすく使いやすい風呂敷になります。
華やかでありながらトレーサビリティへの配慮を行い、さらに日本の伝統を伝えることができるのも魅了です。
また、排水を出さないエコ染などもあり、環境に優しいアイテムとして注目されています。
エコ素材の風呂敷で意識を高めよう
エコ素材で作られた風呂敷は、環境への意識を高めることができる他、地球に優しい生活を送るためにぴったりなアイテムです。
スーパーマーケットなどで当たり前のように使っているビニール袋はとても便利ですが、エコ素材とは言えないでしょう。
基本的に再利用は難しく、一度使えば捨てるしかないのが難点です。
紙袋も同様に、やはり基本的には使い捨てを前提にして作られています。
しかし風呂敷は何度でも再利用することができます。古いものになると何代にもわたって
使い続けられ、たくさんの荷物を包み、人々の思い出に寄り添ってくれるでしょう。
使い方の幅も広く、ちょっとした買い物はもちろんのこと、大型パックの持ち運びなどにも対応できます。
環境について考えた時に、風呂敷ほどぴったりなものはありません。
さらに素材を選べば、より環境に良いものを使うことができます。
環境に良い素材を使っているからといって使い勝手が悪くなるということもなく、
いつも通り使用できるのも嬉しいポイントです。
通常のものよりもむしろ強度が高かったりと、機能性の面でも優れています。
柄が可愛いものや華やかなもの、スタイリッシュでおしゃれなものなども充実しており、
好みに合わせて選ぶことができるでしょう。